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71%が所有者不明の空き地、旭川市西神楽地域における「空き地調査」結果について

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<ポイント①> 所有者が明確でない土地処分の意思表示が明確でない空き地が多く存在
<ポイント②> 55件の空き地が市場に出ているもののゆくえ決まらず、適正な流通に課題

 

0円都市開発合同会社(本店所在地:旭川市西神楽/代表:中村領)と、地域活性化を担うNPO法人グラウンドワーク西神楽(本店所在地:同/代表:武田勇美)では、旭川市ならびに地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 建築研究本部 北方建築総合研究所(北総研)と協力し、旭川市西神楽の中央地区における空き地調査を実施いたしました。(国土交通省「令和元年度 空き地対策の推進に向けた先進事例構築モデル調査」の一環として実施)

●旭川市西神楽 中央地区 空き地図(令和元年11月現在)

旭川市西神楽 空き地図

ポイント①所有者が明確でない土地、処分の意思表示が明確でない空き地が多く存在

  • 西神楽 中央地区(世帯数745世帯)における空き地の件数 152箇所
  • うち、所有者または管理者が明らかでないもの 108箇所(71.1%)
  • 売買物件として個人・不動産業者を通して売却の意思表示がなされていないもの97箇所(63.8%)

空き地全体のうち、所有者または管理者が明確でないものは全体の3分の2以上存在しており、大半の空き地の所有者・管理者が明確ではありません。

また空き地について、売買物件としての取り扱いを確認できるものは全体の約3分の1、55箇所にとどまり、今後の空き地の処遇について所有者の意思表示がなされていないものが多く存在しています。

 

ポイント②55件の空き地のゆくえ決まらず、適正な流通に課題

空き地の内、売買物件として取り扱いが確認できた55箇所に関して価格調査をおこなったところ、

  • 坪単価は中央値1.95万円平均値1.96万円、最小値(最安値)0.81万円
  • 売出物件の面積は中央値98.49(325㎡)で、一般住宅の敷地面積(1住宅あたり)の全国平均(263㎡)、北海道平均(294㎡)をやや上回る広さ(出典:総務省 社会・人口統計体系)
価格(万円) 坪単価(万円) 面積(坪)
中央値 191 1.95 98.49
平均値 289 1.96 166.06
最小値(Min) 75 0.81 44.79
最大値(Max) 2,100 3.6 1094.74

一般住宅を建てる上で適度な広さが確保できる土地が多数存在しているが、坪単価1.95万円(中央値)で55件の空き地が市場に出回っており(11月現在)、ゆくえが決まらない空き地が多く見られます。

 

0円都市開発 代表 中村のコメント

 空き地の利活用・地域活性化を進める上で、①土地の権利所有者が明らかとなること、②その所有者の処分意思表示が明確になされること、が課題であることが浮き彫りとなりました。

 また、土地が市場に出ている期間について調査する必要はあるものの、価格面でのミスマッチが、空き地の活用が進まない要因のひとつとも考えられます。

 市場の需給に合わせた価格の最適化など「適正な流通」を進めることが課題であると考えられ、土地の無償譲渡も流通を促す手段のひとつとして考えられるでしょう。

 

本件調査の詳細に関する詳細お問い合わせ

<調査実施主体>
特定非営利活動法人グラウンドワーク西神楽
北海道旭川市西神楽南2条2丁目666  TEL:0166-75-5305
Mail:info@gwnkagura.org

0円都市開発合同会社
北海道旭川市西神楽2線16号278番地3
Mail:info@zeroestate.jp

 

<協力機関>
旭川市 地域振興部 地域振興課
北海道旭川市6条通10丁目 第三庁舎3階 TEL:0166-25-5316

地方独立行政法人北海道立総合研究機構 建築研究本部 北方建築総合研究所
北海道旭川市緑が丘東1条3丁目1番20号  TEL:0166-66-4211(代表)

 

 

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