現在、所有者が亡くなった後の相続登記が未登記のままであることが原因で、所有者が分からなくなってしまっている「所有者不明土地」の総面積は、九州以上の広さにもなっていると言われています。 これでは円滑な土地取引の妨げとなるため、これまで任意だった相続の登記申請が義務化されるような制度改正が行われます。 具体的な制度改正の内容と、それによる影響をみていきましょう。 改正案の大きなポイント4つ ①相続登記の義務化と罰則の制定 相続によって不動産を取得したことを知ってから3年以内に登記申請することが義務化され、違反 ...